SLF16(2016) pp.10-11
日本教育経営学会「実践研究賞」受賞
「スクールリーダーフォーラム事業の持続的実践
 ―大学と教育委員会合同プロジェクトとして―」

1.スクールリーダー・フォーラムの概要
 スクールリーダー・フォーラムは、学校づくりを支援しスクールリーダーを育成することをめざして、学校教職員、教育政策担当者、大学研究者が一堂に会して研究協議する取り組みである。これはスクールリーダーの「学びの場」を協働して創り出す事業である。フォーラムでは学校づくりの理論・政策・実践の総合的・立体的な連関を大切にしてきた。
 フォーラムの組織主体は大学と教育委員会の合同プロジェクトであり、「大学と教育委員会の連携協力協定書」(2002年)に基づいて取り組まれている。大阪教育大学スクールリーダー・プロジェクト(SLP)は、大阪教育大学の学内横断組織(代表は初代長尾彰夫:当時は学長・副学長、2代栗林澄夫学長、委員長は大脇康弘)である。フォーラムの企画運営を担うのは3組織(大阪教育大学・大阪府教育委員会・大阪市教育委員会)から選定された企画委員(10名)による企画会議である。現在ではこれに加えて、福井大学、鳴門教育大学の組織協力を得て、5組織の協働プロジェクトに進化している。
 スクールリーダー・フォーラム事業は2002年度に開始され、2016年度までに16回のフォーラムを開催した。また、スクールリーダー・セミナー2回、プレ・フォーラ5回、アフター・フォーラム1回を開催した。第1回~第16回の概要は、「スクールリーダー・フォーラムの歩み」「スクールリーダー・プロジェクト(SLP)研究報告書一覧」の通りであるが、それを総括表にしたものが表である。

 表 スクールリーダー・フォーラムの概要(下図)

2.スクールリーダー・フォーラムの独自性と有効性
 スクールリーダー・フォーラム自体は1日の大会(通常土曜日に開催)であるが、単発の行事ではなく、年間を通じて連携協力の取り組みを重ねる。フォーラムの準備のために企画会議や意思疎通のための連絡調整はほぼ年間を通して行われる。事例報告校に対しては大学教員や指導主事が学校訪問をし、必要に応じて連絡調整、意見交換、助言指導が行われる。また、フォーラムの報告者は事前に完成論稿を提出しそれを編集したフォーラムの報告書(第1回から)、冊子(第10回から)が刊行される。その発行部数は平均すると、報告書1,200冊、冊子5,000部である。これらは関係教育委員会・教育センターを通して小学校・中学校・高校、(特別)支援学校などに広く配布されている。
 近年になると、参加者がフォーラムの当日だけではなく事前および事後にも学習できるよう一連のしかけを組み込んでいる。参加希望者はメールで申し込みをすると、フォーラム事務局から参加許可証と共に事前学習用冊子(PDFファイル)が送られ、フォーラムの運営方針と学習課題が示される。フォーラム当日は、報告書が配布され、基調講演と学校現場の実践報告、ラウンドテーブルにおける学校づくり実践報告、そして総括講演が行われる。終了後は、フォーラム報告書に目を通して内容を確認し深める。ここでは、読むこと、書くこと、話すこと、聞くこと、そして「語りと傾聴」という多様な学習活動が必要不可欠とされているのである。
 フォーラムでは学校教職員・教育政策担当者・教育研究者の三者が「同じ土俵」に上がり、学校づくりおよびスクールリーダー教育の理論・政策・実践を総合的かつ多元的に研究協議してきた。特に、複数の学校づくり実践が報告され、それを基に実践方策だけでなく政策分析や理論的視野から研究協議してきた。これを通して、報告者はもちろん参加者は気づきと発見、刺激と元気を得てきた。フォーラムは関係者が実践の手がかりを得ると共に、その成果を教育研究や教育政策に反映させる「しかけ」を組み込んでいる。
 スクールリーダー・フォーラムを形態別に類型化すると、「公開協議型」「参加者報告協議型」「セミナー展開型」「ラウンドテーブル型」の四種になる。「公開協議型」は基調講演・シンポジウムと分科会を組み合わせるもので、フォーラムの基本型である。その変型として分科会を設けないこともある。参加者数100人を標準としている。これには、1、2、7、9、11回、そして変型として3、5回が該当する。「参加者報告協議型」は参加者のほとんどが順次報告し全員で協議するものである。参加者がじっくり討議し「知識創造」するのにふさわしい形態である。参加者数は30人を目安としている。これには4、6、8回が該当する。「セミナー展開型」は数回のセミナーを開催し、その取り組みを生かしてフォーラムを開催するものである。これには10回が該当する。なお、7、8回は大阪府教育委員会の主催事業に組織間連携して3~4年間にわたる活動を行い、それを集約するためのフォーラムとなったので、この「セミナー展開型」に含めることもできる。「ラウンドテーブル型」は少人数(6人程度)のグループに分かれて、報告者は学校づくりの実践についてじっくり物語り(narrative)、参加者は報告者の語りを文脈に沿って受け止め共有していく中で、協同して実践を省察していくものである。参加者数80人程度としている。近年の12、13、14、15、16回はこの形態を基本に構成している。
 このようにフォーラムを形態別に類型化することはできるが、その内実は極めて多様である。企画運営者からみれば、理念は一貫して変わらないが、毎回、教育施策の展開、学校現場の実施状況、大学と教育委員会の組織体制などを総合的に判断してテーマ・内容・方法・形態を柔軟に固めていき、実施してきたというのが実情である。
 フォーラムの特徴の第一は、スクールサポートとスクールリーダー育成を目的として、多様なテーマ・形態・規模で企画運営してきたことである。第二に、大阪教育大学と大阪府教育委員会および大阪市教育委員会が15年間にわたって持続的に取り組んできた連携事業である。大学と教育委員会の四段階連携論によれば、「レベル4:組織的協働」としてスタートし、その質的向上を探求してきた。第三に、大阪の学校づくりを担う教職員・政策担当者・教育研究者を核に、広く全国の研究者の協力を得て取り組んだ事業である。講演者・報告者は296名で、参加者は延べ1,503名である。作成し配布したフォーラム報告書16冊は、総ページ数2,074で19,200部を超えている。特に、フォーラム報告書は発表内容だけでなく、テーマに関する論稿を編集しテーマに関する良質の報告書となるよう編集してきた。

3.スクールリーダー・フォーラムの社会的意義
 スクールリーダー・フォーラムは多様なテーマ・形態で取り組まれてきたが、次のような共通点が見出せる。第一に、フォーラムは三者の「つながる場」として形成されてきた。①教育研究者・学校教職員・政策担当者の連携、②大学・学校・教育委員会の組織間連携。 第二に、フォーラムは「創発の場」として形成されてきた。①学校づくりおよびスクールリーダー育成の理論・政策・実践の関係づけ、②理論知と実践知の交流・対話・統一。第三に、フォーラムの理念が確かに具体化され実現されてきた。①独自性・持続性・挑戦性、②学校支援とスクールリーダー育成への貢献。
 このように、スクールリーダー・フォーラムはスクールリーダーの「学びの場」として創出され、「創発の場」となり、「大阪型フォーラム」として独自な発展を遂げてきた。
 筆者は、スクールリーダー・フォーラムの委員長・事務局長として第1回から現在まで事務局を担い、フォーラム事業を推進してきた。この間、フォーラムの企画運営と実施にあたっては、大阪教育大学、大阪府教育委員会(2016年度より教育庁)、大阪市教育委員会の合同プロジェクトの関係者をはじめ、学校教職員、大学教職員、教育研究者から多大なご協力とご支援をいただいた。また、フォーラム冊子の印刷製本では(株)KSIの皆さま、フォーラム報告書の印刷製本では(有)カツヤマ印刷の皆さまにご尽力いただいた。それに支えられて、フォーラムでは15年間絶えざる挑戦を重ねることができたのである。
(文責)大阪教育大学 大脇康弘(付記)『日本教育経営学会紀要』第55号掲載論稿を基に加除修正したものである。

『ひらく 教師の学習コミュニティ―学習するスクールリーダー』
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img.p-kit.com/schoolleadersproject/PDF03/1667719170066736600.pdf

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表 スクールリーダー・フォーラムの概要    
               単位は人 報告書のみページ(略記)RT:round table WS:workshop
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回 フォーラムのテーマ 基調講演者 シンポ 分科会RT 参加者 報告書 開催年月日 
1 学校教育自己診断を実践する 木岡一明 3 7 112 105 2003. 3. 1
2 学校を開く・学校を診断する 成山治彦 3 14 156 140 2003.11.29
3 スクールリーダー養成の必要性と可能性 小島弘道 4 ― 101 160 2004. 3.27
4 授業評価の理論・政策・実践 森田・大木 ― 6 21 132 2005. 2.19
5 リーダー層教員の力量形成 木原俊行 4 ― 121 116 2005.11.26
6 スクールリーダーの学習拠点づくり 大野・中島 2 5 31 160 2006.11.26
7 学校課題への挑戦 福永光伸 4 21 192 115 2008. 1.30
8 学校の自己革新と支援体制 大脇康弘 3 15 27 96 2009. 2.28
9 豊かな学校評価を求めて 天笠 茂 5 8 135 108 2009.11.29
10 スクールリーダーの実践力育成 竹内・佐野 4 (WS) 82 130 2010.11.27
11 次世代スクールリーダーの育成 元兼正浩 4 (WS) 92 108 2011.11.19
12 スクールリーダーの学びの場 寺岡・大脇 4 24 73 126 2012.11.24
13 スクールリーダーの学校づくり 佐古秀一 3 30 97 149 2013.11.23
14 ミドルリーダーの実践と育成支援 油布佐和子 3 32 95 145 2014.11.22
15 授業研究を組織する 森田英嗣 3 32 88 140 2015.11.21
16 学校のコラボレーション 水本徳明 3 30 (84) (140) 2016.11.12
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  スクールリーダー・フォーラムの歩み 第1回~第16回

■第1回「学校教育自己診断を実践する―学校を開く試み」
 (2003.3.1、参加者 112 名、報告書 105 頁)
◎基調講演:木岡一明(国立教育政策研究所)
◇シンポジウム:善野八千子(大阪府教育センター)、易壽也(大阪府立松原高校)、大脇康弘(大阪教育大学)
□分科会報告者 小学校部会:箕面市立西小学校(田中直樹)、堺市立土師小学校(鰺坂農子)、中学校部会:豊中市立第一中学校(大友庸好)、高槻市立川西中学校(浦岸英雄)、高校部会:大阪府立鳳高校(清広志)、大阪府立吹田東高校(中村光男・浅川又一)
・ 総合司会:米川英樹、シンポ司会:長尾彰夫・山崎彰、分科会司会:(小)中島智子・大野裕己、(中)橋本幸一・金子勉、(高)八尾隆・大脇康弘

■第2回「学校を開く・学校を診断する ―学校協議会と学校教育自己診断を連関させて」
 (2003.11.29、参加者 156 名、報告書 140 頁)
◎基調講演:成山治彦(大阪府教育委員会教育振興室長)
・ 対論:成山治彦・長尾彰夫(大阪教育大学副学長)
◇シンポジウム:土田邦男(大阪府立豊島高校)、赤川隆洋(箕面市教育委員会)、菊地栄治(国立教育政策研究所)
□分科会報告者 小学校部会:大野裕己、茨木市立安威小学校(島村唯起子)、河内長野市立川上小学校(平野武男・和田清孝)、中学校部会:金子勉、寝屋川市立第十中学校(中井豊)、堺市立野田中学校(福島寿啓)、高校部会:大脇康弘、大阪府立大塚高校(田中満公子)、大阪府立泉陽高校(木村俊一・戸根一詩)、盲・聾・養護学校部会:藤田裕司、大阪府立藤井寺養護学校(藤井雅乗)、大阪府立佐野養護学校(岩阪文昭)
・ 総合司会:猿田茂、シンポ司会:米川英樹・八尾隆、分科会司会:(小)林龍平・善野八千子、
(中)久田敏彦・柴田芳明、(高)瀧野揚三・堀池鏡一、(盲・聾・養)白石龍生・中島康明

■第3回「スクールリーダー養成の必要性と可能性 ―専門職大学院づくりを軸に」
 (2004.3.27、参加者 101 名、報告書 160 頁)大塚学校経営研究会と共催
◎基調講演:小島弘道(筑波大学教授)
◇シンポジウム:和佐眞宏(大阪府教育委員会)、西穣司(上越教育大学)、中垣芳隆(大阪
府立北野高校)、大脇康弘(大阪教育大学)
・ 総合司会:猿田茂、シンポ司会:堀内孜・米川英樹

■第4回「授業評価の理論・政策・実践 ―授業改革のために」
 (2005.2.19、参加者 21 名、報告書 127 頁)
◎基調報告:森田英嗣(大阪教育大学助教授)、大木愛一(大阪教育大学助教授)
□分科会報告者 小学校部会:池田市立伏尾台小学校(森山康浩)、大東市立四条小学校(佐久間敦史)、中学校部会:高槻市立五領中学校(植木正巳)、茨木市立豊川中学校(田中宏和)、高校・大学部会:大阪府立松原高校(坂井啓祐)、大阪教育大学(任田康夫)→ 全体会
・ 総合司会:滝澤公子、全体会司会:大脇康弘・津田仁、分科会司会:(小)田中博之・滝澤公子、(中)久田敏彦・明石一朗、(高・大)森田英嗣・真鍋政明

■第5回「リーダー層教員の力量形成 ―量的確保と質的向上」
 (2005.11.26、参加者 121 名、報告書 116 頁)
◎基調講演:木原俊行(大阪市立大学大学院助教授)
◇シンポジウム:山崎博敏(広島大学)、河村繁(大阪府立豊中高校)、西川仁志(大阪府教育委員会)、服部憲児(大阪教育大学)
・ 総合司会:中島智子、シンポ司会:大脇康弘・尾上良宏

■第6回「スクールリーダーの学習拠点づくり ―大学と教育委員会のコラボレーション」
 (2006.11.26、参加者 31 名、報告書 160 頁)
◎基調報告A 大野裕己(大阪教育大学)、基調報告B 中島智子(大阪府教育委員会)
□セッション報告 1 服部憲児(大阪教育大学)、2 水本徳明(筑波大学)、3 大脇康弘(大阪教育大学)、4 大竹晋吾(新潟経営大学)、5 竺沙知章(兵庫教育大学)
◇総括講演 島﨑英夫(大阪府教育委員会)、中留武昭(鹿児島県立大学)
・ 誌上参加:曽余田浩史(広島大学)、元兼正浩(九州大学)
・ 総合司会:服部憲児、司会:大脇康弘、大野裕己

■第7回「学校課題への挑戦 ―経営革新プロジェクトの取り組み」
 (2008.1.30、参加者 192 名、報告書 115 頁)
◎基調報告 福永光伸(大阪府教育委員会)
◇シンポジウム:並河宏(大阪府教育委員会)、奥田喜代江(刀根山高校)、黒田浩継(久米田高校)、大野裕己(大阪教育大学)
□ポスター発表(高校を略)第1学区:池田、渋谷、東豊中、刀根山、吹田、吹田東、山田、高槻北、第2学区:市岡、香里丘、守口東、第3学区:布施、山本、清友、阪南、第4学区:金岡、東百舌鳥、高石、久米田、泉南、砂川(21 高校)
・ 総合司会:福永光伸、シンポ司会:木原俊行

■第8回「学校の自己革新と支援体制 ―学校革新プロジェクト 2008」
 (2009.2.28、参加者 27 名、報告書 96 頁)
◎基調報告 大脇康弘(大阪教育大学)
□事例校からの報告 □吹田東高校 唐澤広幸・小野満由美、水本徳明(筑波大学)、□久米田高校 黒田浩継・吉川測雄、大脇康弘(大阪教育大学)、□刀根山高校 加川眞一・梅景一雄、芹沢利弘(筑波大学大学院)、□布施高校 小林幸哉・徳幸道、大野裕己(兵庫教育大学)、□市岡高校 伊藤倫隆・奥田育秀、服部憲児(大阪大学)
◇総括講演 中井浩一(鶏鳴学園)、水本徳明(筑波大学)、福永光伸(大阪府教育委員会)
・ 総合司会:久郷正征、セッション司会:黒田浩継、加川眞一、小林幸哉、伊藤倫隆、唐澤広幸、総括司会:大脇康弘

■第9回「豊かな学校評価を求めて ―自己評価と学校関係者評価」
 (2009.11.29、参加者 135 名、報告書 108 頁)
◎基調講演:天笠茂(千葉大学)
◇シンポジウム:青木栄一(国立教育政策研究所)、森田英嗣(大阪教育大学)、小嶋信男 (大阪府教育委員会)、横田隆文(大阪市教育委員会)、天笠茂(千葉大学)
□分科会報告者 A部会 学校の自己評価:小・中学校 高槻市立北清水小学校(溝畑東吾)、大阪市立文の里中学校(長宗進)、B部会 学校の自己評価:高等学校 大阪府立高槻北高等学校(長井勘治)、大阪市立西高等学校(押井泰子)、C部会 学校関係者評価 大阪市立放出小学校(平野大輔他)、岬町立岬中学校(岡田耕治)
・ 総合司会:小嶋信男、シンポ司会:向畦地昭雄、大脇康弘、分科会司会:A 松永尚子・森田英嗣、B 田中肇、臼井智美、C 赤石美保子、木原俊行

■第 10 回「スクールリーダーの実践力育成 ―ケースメソッド学習入門」
 (2010.11.27、参加者 82 名、報告書 130 頁)
◎基調講演:佐野享子(筑波大学)、竹内伸一(慶応義塾大学)
◇パネラー 「セミナー 2010」関係者:下川清一(大阪府立野崎高等学校)、大矢根克典(堺市立月州中学校)、井出一志(大阪市立都島小学校)、大脇康弘(大阪教育大学)
□グループワーク 「セミナー 2010」受講者 臼井智美(大阪教育大学)
・ 総合司会:野口幸一、司会: 寳田康彦、パネル司会:赤石美保子
◆スクールリーダー・セミナー2010 開催 7/24、8/21、10/16、11/27、受講者36名、
講師  佐野享子、竹内伸一、大脇康弘、臼井智美

■第 11 回「次世代スクールリーダーの育成」
 (2011.11.19、参加者 92 名、報告書 108 頁)
◎基調講演:元兼正浩(九州大学)
◇シンポジウム:牛渡淳(仙台白百合女子大学)、宮田逸子(大阪市立花乃井中学校)、浅田明子(大阪府立刀根山支援学校)、大仲政憲(大阪教育大学)
□ケースメソッド授業 講師 大脇康弘(大阪教育大学)、小山将史・深川八郎 参加者24 名、参観者 8 名
*ピアノとチェロの共演 田中紘二・大木愛一(大阪教育大学)
・ 総合司会:中西正明、司会: 山下克弘、シンポ司会:林龍平・田中肇
◆スクールリーダー・セミナー 2011 8/6 参加者 14 名、講師 大脇康弘(大阪教育大学)

■第 12 回「スクールリーダーの学びの場 ―理論知と実践知の対話」
 (2012.11.24、参加者 73 名、報告書 126 頁)
◎基調講演:寺岡英男(福井大学)、大脇康弘(大阪教育大学)
□ラウンドテーブル 24 名:大阪教育大学夜間大学院生他 18、福井大学教職大学院生6
◇全体報告会 小山将史(堺市立堺高校)、木原俊行(大阪教育大学)、中西正明(大阪市教育委員会)
◇総括講演 冨田福代(大阪教育大学)
・ 司会:湯峯郁子、仲村顕臣
◆プレ・フォーラム 2012 8/26 参加者 18 名(福井大学 4)、自由研究 3、シンポジウム 3、ラウンドテーブル 16

■第 13 回「学校づくり実践を物語る ―大学・学校・教育委員会のコラボレーション」
 (2013.11.23、参加者 97 名、報告書 149 頁)
◎基調講演:佐古秀一(鳴門教育大学)
◇現場からの発信 水野和幸(大阪市立友渕小学校)、山口陽子(大阪府立泉鳥取高校)
*ピアノとチェロの共演 田中紘二・大木愛一(大阪教育大学)
□ラウンドテーブル 30 名:大阪府教職員 5、大阪市教職員 5、大阪教育大学夜間大学院
生 12、福井大学教職大学院生 4、鳴門教育大学教職大学院生 4 他
◇総括講演 水本徳明(同志社女子大学)
・ 司会:奥野直健、浦 展諭
◆プレ・フォーラム 2013 8/25 参加者 24 名(福井大学 5)、自由研究 3、ラウンドテーブル 23

■第 14 回「ミドルリーダーの実践と育成支援 ―大学・学校・教育委員会のコラボレーション」
 (2014.11.22、参加者 95 名、報告書 145 頁)
◎基調講演:油布佐和子(早稲田大学)
◇現場からの発信 宮岡愛子(大阪市立玉出小学校副校長) 寺野雅之(大阪府立茨田高校校長)
*ピアノとチェロの共演 田中紘二・大木愛一(大阪教育大学)
□ラウンドテーブル 32 名:大阪府教職員 6、大阪市教職員 6、大阪教育大学夜間大学院生他 9、福井大学教職大学院生他 5、鳴門教育大学教職大学院生 3 関係教職大学院 3
◇総括講演 武井敦史(静岡大学)
・ 司会:川口賢志、三枝由佳里・仲村顕臣
◆プレ・フォーラム 2014 8/24 参加者 18 名、自由研究 3、ラウンドテーブル 18

■第 15 回「授業研究を組織する ―大学・学校・教育委員会のコラボレーション」
 (2015.11.21、参加者 88 名、報告書 140 頁)
◎基調講演  森田英嗣(大阪教育大学)
◇現場からの発信 中道元子(大阪市立北田辺小学校校長) 稲葉剛(大阪府立枚岡樟風高校校長)
*ピアノとチェロの共演 大木愛一・小谷煕子(大阪教育大学)
□ラウンドテーブル 32 名:大阪府教職員 6、大阪市教職員 6、大阪教育大学夜間大学院生他 11、福井大学教職大学院生他 4、鳴門教育大学教職大学院生 3 関係教職大学院 2
◇総括講演 木村優(福井大学)
・ 司会:田中英治、川口賢志・寳田康彦
◆プレ・フォーラム 2015 8/23 参加者 19 名、講演、自由研究、ラウンドテーブル 17

■第 16 回「学校のコラボレーション―大学・学校・教育委員会の協働」
 (2016.11.12、参加者(84)名、報告書(144)頁
◎基調講演  水本徳明(同志社女子大学)
◇現場からの発信 森 知史(大阪市立咲くやこの花中学校高等学校校長) 吉田景一(大阪府立港高校校長)
*ピアノとチェロの共演 田中紘二・大木愛一(大阪教育大学)
□ラウンドテーブル 32 名:大阪府教職員 6、大阪市教職員 6、大阪教育大学夜間大学院生他 11、福井大学教職大学院生他 4、鳴門教育大学教職大学院生 3 関係教職大学院 2
◇総括講演 末松裕基(東京学芸大学)
・ 司会:佐藤誠治、北村宏貴・三枝由佳里
◆プレ・フォーラム 2016 9/4 参加者 24 名 、講演、自由研究、ラウンドテーブル
 (注)大阪市教育委員会は第9回より参画
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